
Taichi
「“やりたい”を、誰もが灯せる社会へ」
2025年5月21日、「TOMOSHiBi」という学生団体を設立しました。
なぜこの学生団体を立ち上げたのか、そしてこれから目指していく方向についてお伝えできればと思います。
中高生の「やりたいこと」には、無限の可能性があります。
けれど、その想いは時に、声にならないまま、誰にも届かないまま、心の中にしまわれてしまうことがあります。
「やりたいことが見つからない」「挑戦してみたいけれど不安」「話せる人がいない」——
そんな声を、私はこれまでたくさん聞いてきました。そして、自分自身もまた、同じような思いを抱えていた一人でした。
だからこそ、挑戦したい気持ちに寄り添い、そっと背中を押してくれる“あかり”のような存在が必要だと感じています。
誰かに見つけてもらうのではなく、自分自身で「やってみたい」と思える、そのきっかけと出会える場をつくりたい。
その思いから、このプロジェクト「TOMOSHiBi」は生まれました。
TOMOSHiBiが目指すのは、すべての中高生が「自分の人生を、自分で描いていける」社会です。
学校や地域、家庭などの環境にかかわらず、一人ひとりの「やりたい」が尊重され、挑戦を応援し合えるつながりが広がる社会。
その実現に向けて、私たちは「機会」「環境」「つながり」を届けていきます。
これからは、「トライパークプロジェクト」をはじめとした活動を通じて、実際に中高生が動き出せる場所づくりを進めていきます。
SNSやイベントを通じた共感の輪を広げ、学校や地域、企業とも連携しながら、挑戦の連鎖を生み出していきたいと考えています。
TOMOSHiBiは、まだ始まったばかりの小さな光です。
けれど、この光が誰かの一歩を照らし、やがて多くの“やりたい”が重なり合ったとき、きっと社会を温かく照らす大きな灯りになる。
そう信じて、これからも歩んでいきます。
学生団体TOMOSHiBi代表 Taichi